2009年6月29日月曜日

新型インフルエンザによる初の死亡者

  在サンパウロ総領事館からメールサービスが届きました(いつもありがとうございます)。新型インフルエンザによる、ブラジルでの初の死亡者が出たということです。
 感染者数は日本より少ないのですが。

 こちらのTVニュースでも取り上げられていました。しかし、過剰とも見えるほどの対応や報道ではありません。
 冬に入った南半球で拡大しなければいいがと、祈っています。

 今日は良い天気で、暖かなサンパウロでした。

 メールマガジンから一部分引用させていただきます。

--一部引用--------
新型インフルエンザについて(その81)

1.6月28日、ブラジル保健省より、ブラジル国内で新型インフルエンザによる初の死亡者が確認された旨、以下の通り発表されました。

 死亡したのは、リオ・グランデ・ド・スール州在住の男性(29歳、トラック運転手)です。同人は、アルゼンチンに7日間滞在し、19日に帰国後体調を崩し、20日に同州の指定病院にて検査のため入院し感染が確認されました。その後、同人の容態は悪化し、新型インフルエンザによる呼吸器不全のため、28日午前亡くなりました。
 また、他にも同州においては、新型インフルエンザに感染した米国籍男性が死亡しておりますが、現在、直接の原因を調査中です。
更に、リオ州の病院においても、重体の感染者がおり、経過が注視されております。
また、今回、初の死亡者が確認されたことによる、新たな対策の発表はありませんが、以下のとおり対応の見直しがなされました。
(1)タミフルの投与は感染者及び重体患者のみに制限される。(これまでは、被疑患者にも投与されていた。)
(2)学校や会社等の集団から感染者が確認された場合、同じ集団から被疑患者が出た場合、同患者も感染者と診断される。


2.ブラジルは本格的な冬の季節になり、国内での新型インフルエンザの感染者が増大しております。
 6月29日付の伯保健省プレスリリースによれば最新情報は以下の通りです。
(1)国内感染者数:625名
(アラゴアス州(4名)、アマゾナス州(1名)、バイア州(4名)、セアラ州(1名)、連邦区(26名)、エスピリト・サント州(11名)、ゴイアス州(6名)、マラニォン州(2名)、マット・グロッソ州(3名)、ミナス・ジェライス州(67名)、パラ州(2名)、パラナ州(20名)、パライバ州(2名)、ペルナンブコ州(4名)、ピアウイ州(2名)、リオ州(66名)、リオ・グランデ・ド・ノルチ州(1名)、リオ・グランデ・ド・スール州(40名、うち1名死亡)、サンタ・カタリーナ州(46名)、サンパウロ州(308名)、セルジッピ州(4名)、トカンチンス州(5名))
(2)国内被疑患者数:673名(増加傾向)
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2009年6月28日日曜日

手を伸ばしなさい -Estende a tua mão-

聖書箇所
第一日課   イザヤ  58:11~14
第二日課   2コリント  5: 1~10
福 音 書   マルコ  3: 1~12

説教題:「手を伸ばしなさい -Estende a tua mão-」
導入
 日本で臓器移植法の改正案が、議論されているようです。終わる命と、それによって、助かるいくつもの命。終わるというより、終わったと判断して、というところが、脳死ということと、判定というところの神様ではない人間の知恵から答えを出そうとする、難しいところだと思わされます。クリスチャンの提供者の遺族から、死んでしまっても人の役に立つなら、こんな感謝なすばらしいことはない、と聞き、心動かされ、考えさせられたことを思い出します。

み言葉に聞く
 安息日に律法で禁じられている癒しをすることにより、手のなえた人は癒され救われましたが、これをきっかけに、イエス・キリストは殺されることになっていくのです。「安息日に律法で許されているのは、善を行うことか、悪を行うことか。命を救うことか、殺すことか。」人を救えば、自分を滅ぼしてしまうという、究極の選択。それを覚悟で、命を懸けてくれたイエス・キリスト。実は、イエス・キリストの人生と十字架の死は、それに尽きるのです。脳死判定と臓器移植という事柄とは比較にならないほどの、もっと積極的な、徹底的な自己犠牲と、他者への奉仕だと思います。そこに現わされているのが神の愛です。

振り返り
 これに対していつもちぐはぐで対照的なのは、人間の心です。ファリサイ派の人々は、その場を出て行き、ヘロデ派の人々と、イエスをどうやって殺そうかと、話し合いを始めます。そして、病気を治してもらおうと、たくさんの人々が集まります。自分が正しいと思うあまり大切なものを見逃してしまう気持ち、他者を受け入れられない気持ち、あるいは、自分へのご利益だけや目の前の都合の良い問題解決だけを願う気持ちが溢れているのです。聖書の文字面だけを読んでいても、目の前の奇跡だけを見ていても、大切なものを見逃してしまいます。一方、「イエスを見るとひれ伏して、「あなたは神の子だ」と叫んだ」「汚れた霊」のほうが、イエス・キリストの本質を見抜いていたのです。

奨め
 しかし、私たちの不完全さと、弱さは、神様はご存知です。そして、そんな私たちに、「手を伸ばしなさい」と呼びかけてくださるのです。「手が萎えた人」、それは私たちの人生をも表しています。逆に「心かたくなな人」にも「手を伸ばしなさい」と呼びかけられているはずです。
 そして、忘れてはいけないのは、キリストご自身が、私たちに手を伸ばしておられるということ。その手は、きれいな柔らかな手ではなくて、その手のひらに、十字架に釘付けされた痕がしっかりと付いているのを見逃してはいけません。その傷は、人々がこの正しい方を十字架に追い込んで殺してしまった証拠です。私たちが人を傷つけてしまうたびに、キリストの手に釘を打ち込み続けているのと同じ苦しみを背負わせていることを思い出します。
 リオデジャネイロのキリスト像。有名な観光地で、たくさんの人が見物をし、写真を撮ります。狭い展望台から大きなキリスト像と共に自分たちをカメラに写そうとすれば、なかなか収まりません。人々は、地面に寝転がって、地面すれすれから互いに写真を取り合っていて、とてもほほえましい光景でした。私は、カメラを向けながら、レンズを目一杯望遠に合わせて見ました。キリストの両手を見てみたかったからです。しっかりと、釘の痕も刻まれていました。キリスト像の右手、左手を、アップで写真も撮ってみました。この大きなキリスト像の、その手の小さな傷跡に気付く人はどのくらいいるんだろう?と思いながら、山を降りました。
 キリストが私たちに伸ばしてくれているその手に、深い傷跡があることを思い、悔い改めと、神と人を愛することができるようになりたいと、思わされます。
 心が萎えていて何も出来ないときも、心かたくなになり、また心を閉ざしているときも、「さあ、手を伸ばして御覧なさい」とキリストは、呼びかけているのです。私たちの人生の、トラブルや困難さ、病気や迷いごとも、キリストは引き受けてくださいます。
 天地創造の画の神様もその手をアダムに伸ばしている。キリストも、その傷のある手を私たちに伸ばしている。私たちも、萎えた手を、神様に向かって、新しい明日に向かって、そして隣人に向かって、伸ばしましょう。

祈り

2009年6月25日木曜日

ブログで「ブラジル音楽」始めました

 今日は朝から激しい雨。数日雨が続き、また寒くなるのでしょうか・・

 日本の各地からもメイルを頂き、ありがとうございます。
 宣教師のブログというか、ブラジル生活の報告ばかりですみません^_^;  渡航前に生活に役立つ生きたブラジル情報があまり見つけられなかったので、そういう一般向けの情報源にもなればと思いまして。

 さて、牧師の日常生活としては:
 今日は教会の書類や週報作り、昨日は教会メンバーの住所録整理やグーグルマップを使って分布図を作ってみたりしました。遠くから毎週通って下さる方もいらして、頭が下がります。そう、お誕生日のカードを郵便で送ったりもしました。
 妻は日曜日に弾く讃美歌のオルガンの練習を、朝食後ずっと礼拝堂でしています。


 先日、インターネットでクレジットカードの請求を見て「Live 365」ってなんだっけ?と思いました。そう、インターネットラジオの聴取年間料金が引き落とされていたのです。スマートフォンでインターネット経由でブラジルやスペインのFMをカーステレオにつないで、通勤中東京で聞いていました。引越して最近すっかり忘れていました。
 そこで、このブログの右の欄に、「ブラジル音楽をどうぞ」というメニューを作りました。リオデジャネイロのキリスト像の写真も表示されると思います。これを押すと、Bossa Novaなどポルトガル語のブラジル音楽を聴くことが出来ます。もちろん、無料で。いろんなチャンネルを選ぶことも出来ます。

 讃美歌やキリスト教音楽もあると思いますが、まずはこれで、あなたもブラジル気分をお楽しみ下さい。

2009年6月23日火曜日

ブラジルの繊維街・船場?

 以前に、「ブラジルの秋葉原」をご紹介しましたが、「いかにも徳弘らしい」と御好評?いただきましたが、今日は、「ブラジルの船場」とも言うべき、呉服・繊維製品の下ろし問屋街に行ってきました。

 秋を通り過ぎ、冬になるのに、まだ引越し荷物の受取が出来ないので冬服を買出しに安いところを探していて、教会のメンバーの方に、教えてもらい、なんと、連れて行ってくださったのです(^_^)
 メトロでSéに行き、東西線に乗り換えて、Brásで降ります。そして、CTMS(だっけ?)という鉄道駅の乗り換えホームを通り越して、改札口から出ます。そして、道行く人に「Rua Orienteはどっち?」と聞きます。みんな親切に教えてくれます。「ブラジルでは、道を知らなくても親切に教えてくれるのよね」ということです^_^;


より大きな地図で ブラジル国内 を表示

 さて、お目当ての Rua Orienteに行くまでにも、だんだんと道の左右には洋服屋さんが見えます。そして、Rua Orienteにつくと、道路を隔てた両側の商店街はブティックや洋服やサンだらけ。そして、歩道にも所狭しと洋服を置いている屋台が出ています。
「男物、女物、両方おいてて安いよー」みたいな呼び込みをしています。男性用、女性用、ドレス、ジーンズ、セーターばかり、いろいろ置いている、高級服、安さで勝負、インド風、和風、ベッドカバー、靴とブーツ、サンダルばかり、鞄ばかり天井まで・・と、それぞれのお店の特徴があるようです。

そして、半そでのポロシャツとダウンコートと、夏物、冬物、あい物、関係なく、いろいろ置いてます。
 「12個以上でこの値段」「6個以上」とかいうポスターと値札があります。そうです、卸問屋街で単品では売らないそうですが、お願いすれば(しなくても)売ってくれるところもたくさんあるとか。そして、値切ってみましたが、値下げもしてくれます。
 いやあ、昔の秋葉原や日本橋(大阪の電気屋街)を思い出します。そう、そして、若い頃すんでいてスーツを買いに行ったことがある「大阪の船場繊維シティー」を思い出しました。

 たくさん買った服を袋につめて担いだり、カートにいれて引っ張ったりする人も何人も見ました。普通に買い物に来ている人たちや若者もたくさん居ます。小売で安いものを買いにくる人たちと、小売業者で仕入れに来る人たちがたくさん集まる街だそうです。バスを仕立てて買出しツアーに地方から来る人たち、そして、南米の隣国から仕入れに来る人たちも多いとか。

帰りのメトロ駅まで前を歩いていた親子連れも、大きな袋を提げて帰っていました。

 確かに値段は、住んでいるアナホザ駅の辺りのお店や大きなショッピングセンターよりも安いです。そして種類が豊富なこと。セーターをいくつか買いました。寒くても大丈夫です。バザーなどの仕事用にジーンズも。

 でも、はやく冬服をつんだ引越し荷物の通関が終わり配達して欲しいものです。サントス港には5/5に着いたと連絡があったのに通関手続きに時間がかかるらしいのです。なんでも、その担当職員は二人とか(@_@)

 そういえば、ブラジルの秋葉原のSan Bentoの駅の反対側に、面白い商店街もあるそうです。今度の休日は行ってみようかと思っています。さしずめ、「ブラジルの河童橋」かな?

 次回も乞うご期待!
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新型インフルエンザ流行地図

ブラジルは、6/21日から冬になりました。
カレンダーに、「21 de Jumho inverno」と書いてあります。
今月に入って厳しい冷え込みが二度ほどありましたが、21日以降は比較的すごしやすい日が続いています。

さて、新型インフルエンザの流行が広がっていますが、これから南半球が冬になっていくにつれて南半球での流行拡大が心配ですね。衛生環境や医療制度が発展中の諸国や貧困の国も多くありますし。

日本の教会の夏のボランティアやワークキャンプなど、海外での企画が中止や様子見になっているように聞き、残念に思います。受験勉強や就職活動もある子どもや青年達には学生持代の数回のうちの一度の夏休みの企画が中止になると、参加できない人も居るのではと思うので。世界に出て、海外を体験し、また、キリスト教会の企画するボランティアは人生を変えることもある、大きな出来事にもなるからです。私もいくつか参加したり、企画したりして、ずいぶん勉強させられ、大切な思い出になっています。しかし、危機管理も大切ですからね。

新型インフルエンザの流行の分布を示す地図がGoogleマップであることを知りました。特定の地域や国を差別したりしてはいけませんが、渡航先や旅行での参考にもなると思います。

FluTracker - H1N1 Swine Flu and Influenza Outbreak Tracking from Rhiza Labs

2009年6月21日日曜日

大盛況バザーでした-01

 6/21はサンパウロ教会のバザーでした。

10時から開催ですが、8時過ぎからもう人が並んでいます。「おはようございます。もう少し待って下さいねー」と挨拶すると、「いいですよー」とニコニコ。少し肌寒く雨が降ったらどうしようという天気でしたので、気の毒でした。

今日の礼拝は9:30から。8:30くらいからメンバーは集まり、最後の準備をしてくださいます。そして、いつも食事をする裏庭で輪になって讃美歌を歌い、礼拝をしました。礼拝後、各自の役割分担や一日の流れを説明していただきました。赤や緑のリボンをつけているのが、お客さんではなくてスタッフだというしるしです。

10時の時間になり、門の鍵を開けます。「Bom dia! Bom dia!」と声をかけますと、一人ひとり返事をくれて、ニコニコしながら、まず礼拝堂に入っていかれました。皆さんのお目当ては、まず、日本からの古着だということです。結構な人数が並んでいました。だいぶ日もさして、天気は良くなっています。
そう、いつもは車を入れている車庫は本やビデオ、DVDなどを並べて売る売り場になります。私がこちらに来てまだ免許を取り直していないので、2ヶ月ぶり(いや、もっと?)にエンジンをかけて道路に駐車してもらいました。

礼拝堂を覗くと、身動きが取れないような人だかり。
まずたくさん服を取って、隅っこや玄関口で選びなおしている人も(@_@)
外に出て選びなおそうとする人も居るので、それは会計がわからなくなるので、メンバーが声をかけてご遠慮していただきました。
いくつもいくつも手に抱えて買っていかれる常連さんもいらっしゃるようです。
とにかく大盛況でした。
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大盛況バザーでした-02

私はもっぱら門の辺りで声をおかけしていました。時には道路に出て、「なんだろう?」と様子を見ている人にも声をかけて入っていただきました。そして、れぞれの売り場に案内で立つ人と、各売り場の会計でメンバーの方々が会計をしてくださっています。


礼拝堂の古着売り場でひとしきり見た方や、「中は一杯では入れないのよね」と笑いながら出てきた方は、裏の蚤の市や玄関の本屋さんでも物色して下さいました。「日本語の活字に飢えていた」という時代とは少し変わってきたとのこと。雑誌の古本は年代物で逆に価値が出てきそうなものも並んでいますが、これはあまり売れない様子ですかね。英語やポルトガル語の本も並んでいます。


裏庭の蚤の市では、靴、雑貨、食器、小物家具などをたくさん並べました。
靴はサイズが合わないと難しいのでやや苦戦。小物の家具や置物、雑貨はだいぶ売れていました。


表の本屋さんもだいぶん活況を呈しています。アニメやアニメのDVD、ゲーム機などを買っていく髪を後ろで結んだお宅風^_^;の若者も数人いました。日本アニメはこちらではすごいブームで、ショップもたくさんあります。こういうのもバザーで好評だろうと思います。「カラオケの歌本はないかねえ?」とか「辞書はない?」という声もありました。お子さん連れの若い日系人の方々は子ども用の絵本やウルトラマンの歌のCDを買っていかれました。中で和服風の服を着てキャッキャ言って楽しんでいたブラジルの若い女の子たちも日本の本をいくつも買っていってくれました。メンバーもお客さんに声をかけて本を紹介したりして売り込んで下さいました。
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大盛況バザーでした-03

今年は、「お客さんにもっと喜んでいただこう」との発案でカフェジーニョを庭においてサービスしました。ブラジル風の小さなカップの甘いコーヒーで、お昼を食べた後とかにレジのところで飲ませてくれるお店もよくあります。「カップは小さいけど、ケチだからじゃないのよ。お代わりしてもいいんだから」と東京のポル語の先生に教えてもらっていました。
さっそく、椅子に座って一服する人たち。天気もよくなり、ポカポカしていい気持ちです。

ところで、これ、何だと思いますか?
僕は始めてみたので、驚くやら感心するやら・・・。
答えは、買い物袋の口を閉めるプラスチックの輪っか状のもの。何か日曜大工用品で代用しているのかと思ったら、これ専用のものを売っているのだとか(@_@)
買い物をして、会計も終われば、これで袋を閉めて(フェシャードする)あけられないようにするそうで、普通のお店でも良く使われるものだとか。黒い輪っかが針金に数珠のように留められていて、写真下の釣り針のようなところに、買い物袋の取っ手を両方引っ掛け、黒い輪っかを「エイッ」と下げれば、閉められてふたが出来るという仕組みです。黒い中の突起は上を向いているから、下向きに袋を閉じれるけれど、上向きに上げることは出来ません。鰻かドジョウを取る籠みたいに^_^; かえって袋を開けるときは、力を入れればパチッと割れて開くようです。
下の写真の右端のおば様が手に提げている買い物袋の上に少し黒い輪っかが見えます。
いやぁ、ところ変われば、いろんなものがあるんですねぇ。

散髪屋のおば様たちや、日系社会の知り合いの方々などもたくさん来てくれました。ブラジル人の方々も。中には常連の業者の方もいて、古着ショップで売るために仕入れていかれるのだとか。一人で袋を6つも提げて帰る人もいました。

教会案内のパンフと、教会の集会案内を書いた看板もパソコンで作りフェンスに張ってみました。折角来てくれた人たちが、礼拝にも来て下さればと思いますし。名刺も何人にも配りました。「牧師さんにパソコンを習いたいわねぇ」という人もチラホラ。
教会が地域に門を開いて、たくさんの人をお招きし、買い物をしてもらい、カフェジーニョで一服し、会話を楽しんでもらう。たくさんの人に会い、また、紹介していただき、知り合いも増えました。収益は教会の働きや教会を通した奉仕活動に使われます。教会にとっても、地域やお客さんにとっても良い日だったと思います。
若い人手が減ったということで、食堂を出せないので、残念ですが、今後何とか盛り返せばいいなと思います。

日本の皆さんからの応援や支援も、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。
次は、どんなバザーをいつごろしようかなぁと、話が盛り上がりました。
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2009年6月19日金曜日

戦車?

 道を歩いていて、時折見かける、この重装備?の車。中には黒や黄色のものもあります。
なんだろう? 戦車か? 
いや、警察の機動隊みたいなのか?
軍の車両だろうか?

そういつも思っていましたが、なんと、警備会社の車だそうです(@_@)
そして、現金を輸送する車だとか。

銀行やスーパーのATMにとまって、お金の出し入れをするとか。重装備ですねぇ。

2016年のオリンピック開催の招致合戦の模様がこちらでもニュースで取り上げらられていますが、「シカゴとリオデジャネイロは銃犯罪など安全面が課題」とコメントされていました。この現金輸送車を見ても、納得です。

でも、マドリッドもシカゴも東京もどこも愛着があり好きな街ですが、今の僕は、断然ブラジルのリオデジャネイロに一票です(IOCの投票権はないけど) (^_^) 

サッカーもオリンピックも、世界の今後を考えても、先進国ややったことのある国ではなくて、アフリカや南米開催が活性化するチャンスだと思います。 BRICsの会議も開かれましたが、新しい力の活躍で、より均等な発展と公正な富の分配が出来るような社会にならねばと思います。
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2009年6月18日木曜日

ブラジル日本移民101年記念感謝のミサ

 Celebração Eucarística em Ação de Graças pelo 101º Aniversário da Imigração Japonesa

 日本移民101年目の今日、サンパウロ中心部のSéの大聖堂そばのSão Gonçalo教会で、記念・先駆者追悼ミサが開かれました。この朝の8時からのミサにメトロに乗って出かけてみました。
 メトロの駅から地上に上がり、大聖堂を右に見ながら奥に進みますと、通り沿いに下調べしていた通りの外観のきれいな教会が見えます。入り口で式次第を配っている方が二人。日系人らしき人たちが次々に入っていかれます。間違いないようです。

 「Bom Dia」と挨拶してくださる声にこたえながら式次第を頂き、中へ入りました。まだ半分弱くらいしか席は埋まっていませんが、よく見ると同じパロキアの南米教会のご夫妻もいらしています。ご挨拶をして、写真も撮りやすい席に着きました。
しばらくして神父さんたちが入場し、ミサが始まります。取材のカメラマンも数人忙しそうに撮影しています。
今日の福音書はマタイ6章7節から15節。キリストが主の祈りを教えて下さったところです。神父さんによる日本語の説教。「天におられる私たちの父よ」という祈りが「私の」ではなく「私たちの」というところが大切、という話が印象的でした。
共同祈願では、日系社会のいろいろな会の代表者たちが順番に祈りをささげておられました。終盤には席はほぼ満席。100人弱でしょうか?
101年目のミサでした。僕らはまだ2ヶ月目ですね。そうだ、2ヶ月前の4月18日は東京教会で派遣式をしていただいた日です。さあ、教会の仕事をがんばろうと思います。

 ミサの終了後少し教会を見学しました。ドラえもん?のイラスト入りのバザーポスターがキリストの絵の横に張ってあります。この教会では、毎週日本語のミサも開かれているそうです。

 101年目というと、「101回目のプロポーズ」という浅野温子と武田鉄矢の昔のテレビドラマを思い出してしまいました(不謹慎?^_^;)。ちょっと古かったですかね。不器用だけれど一途な生き方で人生を変えていき、ドラマそのものも視聴者の熱い声援にこたえてハッピーエンドに変えられたそうです。神様も私たちそれぞれの人生を、根気強く見守り、変えてくださっているのかもしれません。そんなことをぼんやり考えながら歩きました。

 帰りに、先ほど通りすごしたSé(大聖堂)も覗いてみました。小学生と先生が見学に来ていて先生がいろいろと説明しています。教会前の広場にはお店も出ていました。すりなど少々危ないところだと、ガイドブックに書かれていますが、警察も何人も出ていて、大分安心になったそうです。

 日本のある教会に頼まれて、ブラジルのきれいなキッチンクロスをバザー用に送ることになりましたので、帰りにメトロを乗り換えて、日系人のおじさんのやっている安い雑貨屋さんで買出しをして帰りました。
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2009年6月17日水曜日

プリンターインク その後

 「インクが手に入らないそうですねー」と幾人もの方からご心配を頂きましたが、ようやく到着しました。ご心配をおかけしました。

 こちらではインクの補充を専門でやっているお店も多く、回収と配達のサービスもあるようです。お店ではチューブの付いた機械にカートリッジをつないで、輸血のように自動的に補充してくれる所もありました。
 しかし、このプリンターのインクは補充しても、「空っぽのカートリッジ」としてしか認識してくれず、使えないとのこと。「もっと他のプリンタにすればよかった。しかし、これ高機能の割には安かったし・・」こういうのに弱いんですよね。
 さて、最近プリンターは純正インク以外の補充インクを使えないように、このようにカートリッジ自体にメモリが内蔵されていて、補充できないようになっています。日本では百円ショップででも補充インクは買えますね。そして、「リセッター」というメモリをリセットしてくれるものも安く売っていて、これを使うと大丈夫。と、メイカーとユーザーのいたちごっこが続いています。
 しかし、私がこちらで先日買ったこのプリンタはまだ新しく、日本でも販売されていない型番なのでリセッターもなかなか見つかりません。
というのが、今までの経過でした。

 何度も、いろんなお店に行っても、この黒のカートリッジが売られていないし、ブラジルのサイトで検索しても、どの通販もこの型番は「在庫がない」ということでした。

 2日前も、大きな事務用品を売っているお店に行ってみましたがありません。「このインクいつくるんですか?」と聞くと、「輸入のトラブルでまだ入荷しないんです。もうしばらくかかると思います」と。「えー、そんなことあるの?」初めて丁寧に説明してくれました。ポル語なので少し自信ないですが、確かそういう理由でした。「だから、どこを見てもどのサイトで検索してもないのか・・・」

 
 しかし、そんなこともあろうかと(-_-;)、というか、待っていられずに、次の手として、6月はじめにインターネットでe-bay.ukで検索して注文していたのです。お店の入荷と、この個人輸入?と両面で待っていました。
ブラジルに配送してくれるのはアメリカはだめですが、イギリスからならOkみたい。e-bayは海外の有名なオークションサイトです。日本に居るときも、時々e-bay.ukで買い物をしたことがあるので、大丈夫でしょう。

 しかし、「発送しました」と、すぐにメイルをもらったのに、なかなかきません。メイルで追跡調査をしてもらうと、「2日位でブラジルの業者に手に渡った」とのこと。「そうか、そこからが長いのか・・(-_-;) ブラジルを甘く見てはいけない」。と、「もう、いつでもいいか」と思っていた頃、ようやく昨日、郵便屋さんが持ってきてくれたのです!

ということで、ようやく、プリンターが普通に使えるようになりました。
そして、しばらくすると、こちらの店頭にも並ぶようになると思います(たぶん)。
今まで何とか手に入れたカラーインクで黒も合成して印刷していたので、高いカラーインクがすぐなくなり、ハラハラしていました。

PS:そういえば、今日は朝からインターネットが不通で、午後になりようやく繋がりました。ケーブルテレビ会社でネットも使っていて、テレビは見れていたのですが、インターネットと電話が不通だったのです。
まあ、そういう時はカリカリせずに、出来ることを先にやるように、頭を切り替えないといけませんね。ブラジルの時間の流れに慣れつつあります。
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2009年6月16日火曜日

ブラジルでブタ汁^_^;

 ここ数日、また寒くなりました。
 寒い日に欲しくなるのが、暖かい鍋や汁物。

 そこで、今日は、ブタ汁を作りました^_^;
関東ではトン汁というようですが、われわれ夫婦の実家の福岡や島根ではブタ汁と言っていました。

 今日は、近所でフェイラがある日なので、また出かけました。先日おいしかったインゲンを売っている日系人のおじさんのお店に行くと、「おにいさん、元気?」と覚えていてくれました。「インゲン柔らかくておいしかったですよ」というと、もう二つ小さなカップに入れてカフェジーニョを出してくれました。今日もインゲンとキュウリを買いました。「お兄さんこどもは?いないの?」というので、「ええ、二人きりです」というと、「んじゃ、このくらいかな」っていいながら、売り物の「オクラ」を一握りおまけでくださいました(^_^)
他に、大根とナスを買って、お花の鉢を二つかって、そして、帰りにパステウを買って家で食べました。小雨が降り出したので。

 大根は、ブラジル人の人のお店。「葉っぱは切る?」っていわれたけど、あんまり綺麗で立派だったから「いいです。そのまま」と言うことで。
 大根の葉っぱは、浅漬けにしました。こないだは白菜を浅漬けに。引越し荷物がくれば、糠漬け専用タッパー「かんたんらくらくぬか漬け器「ぬか楽」 」がくるので、糠漬けもつけてみようと思います。漬物も売ってはいるのですが、買うと高いから。「糠漬け専用タッパー」は、外にダイアルのようなものがあり、それを回すと糠と野菜が混ざる仕組みで、毎日混ぜないといけない糠どこですが、手ににおいが移らず、便利でした。

 最大の問題は、ブタ汁の豚肉。
 日本のばら肉みたいな薄切りの肉がないのです。頼んでもあんなに薄くは切ってくれないとか。日系人用のお店にあるにはあるらしいですが、毎回行くには遠いし、ちと高いし。それで、昨日教会に来ている人に聞いてみました。半分冷凍にした豚肉を良く研いだ包丁で切れば、薄切りに出来る、と。
なるほど。今日は早速やってみました。肉を押さえている左手が冷たくかじかんで痛くなりますが(-_-;)、肉は確かに薄切りに。

それで、今日は白菜と大根の葉の浅漬けと、ブタ汁であったかな夕食でした。

ニッケイ新聞にバザー記事

 ブラジルの日本語新聞の一つ、ニッケイ新聞に教会のバザーのことが掲載されました。
 日経新聞ではありません。私も日本で日経新聞をとっていましたから、最初びっくりしました。こちらにもあるのかって^_^;

 記事には、ポスターも掲載して下さり、「日曜日の礼拝にも気軽においで下さい」という文章も引用して下さっています。
ありがとうございます。これで、たくさんの人がバザーに、そして出来ればその後の礼拝にもきてくださればうれしいですね。

 バザーの準備といえば、今日は、庭木の剪定のおじさんが来てくれて、一緒に伸びすぎていた木の枝落としをしました。日曜日の夕方、妻と二人で垂れ幕が見えるように庭の前のところだけ剪定をしたのですが、全体的に伸びすぎていたのです。先日役員の方に聞くと、数ヶ月に一度、業者の方にお願いしていたというので、お願いしておきましたら、日程が今日になりました。
 はしごに登り、高枝をきれいに落として、また、 生垣になっているところも、きれいに「角刈り」にしてくれました。
頼んでおけばよかったのかもしれませんが、あちこち気になるところがあったので、途中から私も一緒になってやっていました^_^;
 割れて危なくなっていた、裏門へ抜ける道の石のタイル?も、セメントと砂の袋を倉庫で見つけたので、セメントを練って補修してみました。 バザーの日は裏門に抜けるこの道も通路になるので、「グラグラしていて、危ないなぁ。きれいにならないかなぁ」と気になっていました。うまくくっつくかどうか?明日が楽しみです。
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2009年6月15日月曜日

バザー 一週間前

 昨日の日曜日はバザーの一週間前。礼拝後、いつものように皆で持ち寄りの食事会をして、 いざ、準備です。
 教会のメンバーの知り合いや、家族の方も応援に来てくれました。

段取りは:
1、礼拝堂の椅子やオルガンを片付けます。
2、中庭裏の台所2Fのお仕事場と倉庫から、今まで準備してきた荷物を降ろします。
3、売り場の台になる机もおろして、礼拝堂にセットします。
4、礼拝堂の机にテーブルクロスを敷いて古着などを男女別に陳列していきます。
5、本は礼拝堂の売り場に。そして雑貨は中庭のテーブルに陳列します。
6、会計やトイレや売り場案内の紙をパソコンで作りA3に印刷します(A4に印刷して張り合わせました)
7、大きな垂れ幕(看板)の日付を修正し、通りから見えるように木に括り付けて掲示します。
8、庭木が伸びすぎていて、垂れ幕が見えない(-_-;)ので、剪定ばさみと鋸で枝落としをします。

 といった感じでした。
 終わりがけに、みんなでお茶を頂きました。

・階段が大変だからベルトコンベヤーの様なものがないかなぁと思っていたら、あるんですねぇ。ベニヤ板を階段に敷いて、2Fからスーっとダンボールを滑らせておろします(^_^) これは便利!
・しかし、終わった後、残りや資材をあげるのは大変そうです。滑り下ろすわけにはいかないから。
・鋸は、日本の「引いて切る」のと違って、アメリカと同じ「押して切る」タイプなんですね。最初使いにくかったけれど、少し慣れました。


 お手伝いして下さった皆さん、ありがとうございました。
 そして、日本から荷物を送って下さった方々、ありがとうございました。
 礼拝後の報告で、日本から頂いた寄せ書きや応援メッセージも一部紹介しました。メンバーの方も、元気付けられます、と喜んで下さっています。ありがとうございました。

 今回は私はここでは初バザーですが、年に二回ほどバザーを開催してるそうです。
 当日の模様や、売れ筋で助かるものなど、またレポートしますね。

 寒くて雨も続きましたが、昨日・今日は良い天気でした。
 バザー当日の日曜日も、好天に恵まれると良いのですが・・
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2009年6月14日日曜日

「新しい革袋に -em oders novos-」

聖 霊 降 臨 後 第 3 主 日(緑)
・ 第一の日課 ホセア書2章16節~22節 (旧 p. 1405)
・ 第二の日課 コリントの信徒への手紙Ⅱ3章1節~6節 (新 p. 327)
・ 福 音 書  マルコによる福音書2章18節~22節 (新 p. 64)

説教題:「新しい革袋に -em oders novos-」

導入
 「新しいぶどう酒は新しい革袋に」という言葉や「三位一体」という言葉も、聖書の言葉というよりも、一般社会でも良く使われるようになった言葉です。特に政府の行財政改革の中で、よく使われていました。 先週日本での大臣の辞任や、アメリカ、イランの大統領選挙も「改革」が焦点でした。「改革」というと、今までのものすべてが悪で、新しいものが良いものということでしょうか? あるいは、キリストの弟子以外は、旧態依然たるあり方に固執するだけの、「改革への抵抗勢力」とも言える悪役たちだったというのでしょうか。

み言葉に聞く
 今日の聖書では、ヨハネの弟子たちとファリサイ派の人々とイエスさまとの問答の場面です。ヨハネの弟子たちとファリサイ派の人々は断食をしていましたが、イエスさまの弟子たちが断食をしないことに対して、「どうしてこれをしないのですか?」と問いただしたのです。「イエスさまの言い分がもっとも」で、ヨハネの弟子たちやファリサイ派の人たちは「何を古いことを言っているんだろう」と読んでしまいますが、そう簡単に考えてはいけません。当時のユダヤ教の戒めや掟の中で、彼らがとても大切にしていた神様との関係を思えば思うほど、これらのことは、そう簡単にないがしろにしてはいけないことでした。むしろ、掟を守っていないイエスの弟子たちが、とても不信仰にみえる、そういう出来事でした。
 なぜキリストはそれを「ないがしろ」にしたのか、理由は二つです。その掟の大切さを認めつつ、そこに心が伴っていないことを問題にされた。そして、それ以上に、今は、新しい神様との契約が実現する新しい時代が来ているのだいうことでした。
 神様との関係で、また、家族や友人との関係で、形だけで心が伴っていない自分。古い考え方、昔の出来事、たくさんのしがらみ、そして、変わることを恐れ、嫌がる自分自身。それは、ヨハネの弟子たちやファリサイ派の人たちの中にだけではなくて、この自分の中にあることを知ることが大事なのです。キリストは、それを打ち破りに来たのです。
 罪深い自分にしがみついているのをやめて、神様にゆだねる。無条件降伏する。そんな潔さで、私たちは変えられます。それが洗礼を受け、キリスト者として生きていくことです。一生懸命に神様を信じることが信仰ではなくて、今までの重荷を下ろしてキリストにしたがって生きてみること、これが信仰です。

振り返り
 新しい神様との関係を私たちに伝えたキリスト。新しいぶどう酒を入れるには、今までの古い私たちは役に立ちません。私たちは、いったん、破られ、裂かれなければなりません。
 それは、「ヨハネの弟子たちやファリサイ派の人たちはなんて物分りが悪いんだろう」と他人事のように 思っている私こそが、破られ、変えられねばならないのです。心の痛みを伴う出来事かもしれません。
 今までの自分を捨てて、キリストの十字架と共に一度死に、キリストの復活と共に、新しい自分が生まれる、そのことを洗礼を通して体験せねばならないのです。
 しかし、神様は、厳しいこと、破り裂かれるべきことを私たちに言っているだけではありません。
 「神の痛みの神学」という本を書き、世界的に有名になった北森嘉蔵先生のことをお聞きになったことがある方も多いと思います。先生は、熊本生まれでもともとは、ルーテル教会の牧師でした。西洋社会が見ることの出来なかった視点、「神の痛み」という視点の神学をあらわし、大きな足跡を残した牧師です。私も晩年の先生の講義を受けることが出来た一人です。この先生が「神の傷みの神学」で、キリストの愛というは、「するどい両刃の剣を、風呂敷で包み込むようなものである。」と言っておられます。するどい両刃の剣を風呂敷で包むなら、その風呂敷は傷つき破れてしまいます。けれども、そのような痛みを負いながらもなお包み込んでいく愛、それが、神の愛、キリストの十字架の愛だというのです。「神様は人間を超越しているので悲しんだり悩んだり痛んだりしない」という発想ではなくて、「神様が痛む」ということを先生は言われました。そして、日本人が古来から使う風呂敷をたとえに使って、神様の自分を犠牲にしながらも私たちを包み込む愛を、見出して、わかりやすく説明してくれています。

奨め
 今までの自分を捨てて、新しく生まれ変わるという、ある意味で決断と犠牲を払わねばならない出来事ですが、古い革袋のように破り去られる私たち以上に苦しまれたのが、私たちを包み込んで傷つき破れてしまった風呂敷のようなキリストがいることを忘れてはなりません。
 やさしさを受けても、許しと愛を受けても、依然として鋭い両刃の剣を振りかざし、キリストを傷つけ続けているのが私たちの姿です。
 古い革袋と、風呂敷のことを思い出しながら、キリストの愛を思い出し、私たちも、ゆるしと愛のある人間に変えられていきたいものです。神様の大きな痛みを伴う、大きな愛に触れて、作り変えられ、私たちも愛と希望のあるキリスト者として、多くの人に出会っていけるよう、神様の祝福をお祈りいたしましょう。 

祈り

2009年6月11日木曜日

あと一週間で「101年」

 ブラジル移民百周年を昨年迎えたブラジルですが、今年で「移民101年」です。
 サントス港に最初の移民船・笠戸丸が入港し、781人といわれる方々が到着したのは、6月18日です。

 そう、あと一週間ほどで、101年になるのですね。

こちらでは、文協(ブラジル日本文化福祉協会)で、ブラジル日本移民百周年記念行事が開かれると、新聞やウエブページに掲載されています。
http://www.bunkyo.org.br/content/view/550/66/lang,ja/

なかでも、「先駆者慰霊ミサ」というのもあるようですから、行ってみようと思っています。
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先駆者慰霊ミサ
期日:2009年6月18日(木)午前8時
会場:サン・ゴンサーロ教会、ジョン・メンデス広場


開拓先亡者追悼大法要
期日:2009年6月18日(木)午後1時30分
会場:文協記念大講堂

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 先日のサンパウロの地下鉄の新型車両導入の記念式典でも、サンパウロ市発展の歴史において日系人の貢献は図りがたいものがあると、市長が賛辞を述べたということでした。

 世代交代や、日本就労者(いわゆるデカセギ)のブラジルへの大量の帰国者の新しい生活など、いろいろとご苦労や課題もあると思いますが、この101年の歴史の上にある多くの方々の幸せのために、祈りたいと思いますし、サンパウロ教会も地域やコミュニティーに何かお役に立てればと願っています。

 


2009年6月10日水曜日

バザーの告知です

 今日は、朝から雨。先週ほど寒くはありませんが、少々肌寒い日でした。
 先日プロパンガスが無くなり予備のものと交換したので、電話をして注文。「15分で行きます」って、すぐ来るんですね。驚きました。ガスやさんお決まりの音楽を鳴らしながら、軽トラでお兄さんが二人で配達に来てくれました。
 それと、机を広く使うために、小さな本棚が欲しくて昨日街を歩いて見つけたところに、電話をして注文。これは土曜日配達だそうです。

 ポルトガル語も、わかりやすくやり取りしてくれる人と、まったくわからない人がいます。
 昨日も、買い物のとき対応してくれた店員さんは、ちっともわからない話し方をする人でした。困っていろいろ言いながら、横にいた店員のおば様のほうを見ると(助けて下さい目線で)、来てくれて話してくれると、その方のは良くわかりました。同じ内容のやり取りでしょうしね。
 時々、「まだ良くわからないからゆっくり話してくださいな」というと、もう一度話してくれるけれども、同じ速さで、同じことを繰り返すばかりの人もいます。これだと、何度言われても、お手上げです(-_-;)
 僕らも日本で外国の人に日本語で説明するときには、わからないとわかると、ゆっくり話したり、言葉を選んでわかりやすい文章にして説明したりしましたが、こういうシチュエーションでそうしてくれる人は、まだあまり出会っていません^_^;
 いずれにしても、まだまだポル語を勉強しないと、(文字通り)話になりません^_^;


 さて、本題です。
 バザーが近づいたので、先週教会の門にポスターを張りました。それと、道端でビラを配っている人にヒントを得て、小さなチラシも作り、門にくくりつけてみました。結構ちぎって、もって行ってくれます。日本語とポル語で書いています。教会へたくさんお人をお招きするチャンスですから、たくさんの人が来てくれたらいいなと思っています。



 日曜日の役員会で、新聞にも記事として掲載してもらっていたと聞いたので、早速、今日こちらの日本語新聞の二社に連絡を取りました。

 一つは、新聞社の記者をしている教会員の方にメイルで相談。前から考えていた新聞の購読も一緒にお願いしました。これで、明日から日本語の新聞が読める!。
 バザーの記事のことも、予定してくれていたとのこと。助かりますねぇ。心強いです。

 もう一つの新聞社は、インターネットで調べて、電話をしてみました。何人か電話をまわしてもらい、最後に記者の方に説明すると、こちらも快くOKしてくださいました。「パンフレットがあればもって来てもらえますか?」というので、これは早いほうが良いと思い、早速メトロに乗って名刺や自己紹介やパンフを新聞社に持ち込みました。電話で道を聞くと、「駅を降りて、日系人の人に聞けばみんな知ってますから」って・・そんな(-_-;)。雨の中、リベルダージ駅から道を聞きながら15分ほど?何とか到着。社内の広い部屋の隅のソファに通されて、説明をしました。やさしく話を聞いてくださり、写真も撮ってくれました。新聞に僕の写真も載るのかな、ドキドキ^_^; 

 明日の6/11は、「キリスト聖体祭」でブラジルは休日(すごいですね)。
 土曜日の新聞に載せていただけるそうです。

 帰りに、先日行った日系人のおば様の散髪屋さんにも挨拶に行き、ポスターを貼ってもらうことにしました。先週妻の実家から送ってもらったお茶を手土産に行きました。妻の実家は、農家でお茶を作っているんです^_^; 無農薬で自宅前に茶工場もあり、手作りのおいしいお茶です。(注文いただければ、日本国内を問わず世界中お送りしますよ(^_^))

そういえば、6/12はブラジルでは「Dia dos Namorados :恋人たちの日」といって、バレンタインデイのような日だそうです。
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2009年6月9日火曜日

初FEIRA

 昨日は、日曜日の残りの仕事や、教会のメンバーのまだお会いしていない方々に、ご挨拶のお手紙を出したりしました。パソコンのし過ぎか? どうも数日右手が腱鞘炎のように痛くてしびれるので、家内に宛名書きをしてもらいました。使うと痛いので、食事や歯磨きも左手に挑戦中です(-_-;)

 さて、今日は火曜日で、プライベートに使う日にしています。

 教会の近くで、火曜日と金曜日に二箇所でフェイラをやっているとのこと。フェイラとは、通りに市が立つ市場のことですね。セグンダ・フェイラ(月曜日)、テルサ・フェイラ(火曜日)・・・と、曜日を言うのも、この市のたつ曜日から来たともポル語の先生から聞いたことがあります。日本の地名の八日市とか、二日市とか、そういうのも思い出します。
 さて、先週の火曜日はどうも道に迷って見つけられなかったので、日曜日に教会員さんにお聞きし、「今日こそは!」といってみました。何人ものご婦人に「フェイラ行ってみた?」って聞かれるし・・^_^;

 今日は、また少し目印のガソリンスタンドから違う方向へ曲がり、一度間違えかけたのですが、軌道修正。タイヤが二つ?ついているショッピングカート(日本でよく見るのと違って、袋はなくて骨組みだけのもの)を引いて向かう人や、買い物をいれて帰る人も見ましたので、今度は大丈夫。無事、たどり着きました。

 花屋さんから雑貨屋さん、野菜やサン、魚屋さん、肉屋さんが並んでいます。
 「へー」って思いながら店を覗きながら歩いていると、「Bom Dia!」「Tudo Bem?」とお店の人が愛想よく声をかけてくれ、それに答えます。
そういえば、群馬県の日系ブラジル人の方々の町でブラジル用品のスーパーに行った時、お店を覗くと、お兄さんから「大丈夫?」とよく声をかけられたのを思い出します。「Tudo Bem?」を日本語風にして挨拶してたんだなぁって。
 確かに、街のメルカド(マーケット)より安いです。品物も新鮮だとか。
 鰯と、サヤエンドウと、たまねぎと、ほうれん草と、白菜と・・、いろいろと買出ししてきました。
 3件行った八百屋さんのうち2件は日系人の方のようで、「ジャポネ?」っていわれたので「そうなんです!」と。「来たばかりだから、いろいろ教えてくださいね」。そしたら、お店のこと、ほうれん草の呼び方のこと・・、いろいろ教えてくれました。お手伝いしていたお嬢さんはあまり日本語は分からない様子。そう、カフェジーニョ(小さいこちらのコーヒー)もおじさんから頂きました。m(__)m アリガトォー

 帰りには、パステウ(チーズやお肉の入った餃子のようなものの油で揚げたスナック)やスコ(ジュース)、カフェジーニョを売っている屋台?風のカフェもありました。

 今日は暖かいので、気持ちの良い日です。
 
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2009年6月8日月曜日

地球の反対側での十数年ぶりの再会

昨日の日曜日は、うれしい再会がサンパウロでありました。

うれしい再会とは:
日本のルーテル教会の行事の「こどもキャラバン」(現こどもキャンプ)に一緒に、その後「中高生キャンプ」(現Teens Camp)にそれぞれ参加した二人(と僕らの夫婦も入れると4人で)がサンパウロで再会したのです。

一人は、以前日本にいた日系ブラジル2世のアントニオ君。
1993年のこどもキャラバンと、1994年に参加者の強い要望で実現した京都で開かれた第二回中高生キャンプに来てくれました。

もう一人は、JELAのボランティアでサンパウロに4月末に来た、涯(みぎわ)君です。今年から2年間の予定でブラジルに来ています。
1993年のこどもキャラバンと、1996年?のデンマーク牧場で開催した中高生キャンプに来てくれていました。


アントニオ君と再会し、いろいろと話をしながら、また、みぎわくんとも何度か話をしてみると、「二人は一緒にこどもキャラバンに参加していたらしい!」ということに気づき、今日は涯君もサンパウロ教会に来てくれて(普段は南米教会参加)、一緒にそのことを懐かしく話し合ったというわけです。
アントニオ君もこどもキャラバンの時の広島や長崎の写真や、中高生キャンプの頃の写真を持ってきてくれていました。
スタッフの皆さんも、若いこと若いこと・・(^_^)

JELCの宣教百年のときにそれぞれの運動が起こり、小さなこども達にまかれた種が、暖められ、それぞれの場所で伸びていて、不思議な縁(というか神様の導きで)で、日本の反対側で再会したんですね。うれしいですね。

これからも、それぞれ、教会の大切な担い手になってくれたらうれしいと思っています。

2009年6月7日日曜日

説教:「生まれ変われるなら・・」

2009/06/07 三位一体主日礼拝
説教題:「生まれ変われるなら・・」
- Se você pode nascer de novo・・ -

聖書箇所
・ 第一の日課 イザヤ Isaías 6: 1~8 (p.1069)
・ 第二の日課 ローマ Romans 8:14~17 (p.284)
・ 福 音 書  ヨハネ João 3: 1~12 (p.167)

説教
導入

 今日の聖書の箇所を読んで、「生まれ変われるなら、何になりたい?」というよくある話を思い出しました。聖書の話とは余り関係がありませんが、そんな他愛もないことを友人と話してみた学生の頃を思い出したりもしました。
 人は誰でも、「生まれ変われるなら・・・」とフト思ったことがあるかもしれません。「生まれ変われるなら、こんなことをしてみたい」と楽しい夢を思い描いてみたり、「あの時、こうしておけばよかったんだがなぁ」と悔しい思いで何かを思い出したり。
 教会の藤原さんからお借りした、ブラジル移民百周年記念の「祖国はるかに」という歌集を時折読み味わっています。134 人のブラジル在住の方々の短歌には、それぞれの人生の楽しかったこと、つらかったこと、望郷、希望、迷い・・・、などの思いが、ブラジルの大地の風景や、祖国から持ってきた花の苗を眺める風景などとともに綴られています。長く、深く、重い意味を持つ人生が、それぞれの短い歌に見事にこめられているのを、味わい深く読ませていただいています。
 いろいろな人の人生に対する思いということで、今度は、インターネットで「生まれ変われるなら」とキーワードを入れて検索してみます。そうすると、たくさんのアンケート結果や、書き込みが出てきます。「生まれ変われるなら、男と女どちらがいい?」とか、「生まれ変われるなら、今度は何を目指したい?」とか、いろいろな設問があります。どうも、多いのは性別を選ぶものでしたが、その関連でいろいろと読み進んでいると、「いつに戻りたいか?」で議論が沸騰しているようでした。「あのときに戻れるなら・・」ということのようです。
 「楽しかった高校生の頃に戻りたい」と淡い思い出に浸る人もいれば、「一ヶ月前に戻りたい。あの株を売ってしまうから」とか現実的なものもあります。きっと株が下がって大損をしてしまったのでしょうね。分かるような気もします。
 「過去を振り返るより、今を一生懸命生きよ」とか「戻ったつもりで明日も頑張ろうと思う」いう言葉もあります。
 「記憶を持ったまま戻れるわけじゃなければ、いつに戻っても、結局同じ人生になるよ」というのが、「そういえばそうだ」と思える答えです。
 でも中には、「生まれないというのを選べるなら、それがいい」とか、「戻りたい「あの頃」がない」とか、「人生選択、思えば間違いっぱなしだった 。リセットボタンあるなら今すぐ押したいわ」というようなものもありました。
 いろいろなものを抱えて、私たちは生きています。私もこんなことを考えてみて、楽しくなったり、気持ちがズシンと重たくなったりしました。

み言葉に聞く
 今日の聖書でキリストは、「人は新たに生まれなければ、神の国を見ることは出来ない」といわれています。 「私たちは、生まれ直さなければならない」そういわれているようです。
 「そうです、やり直せるものならやり直してみたい」そう答えたいところですが、どうも、そういう意味ではありません。イエスと問答をしているニコデモも、その意味を理解できていません。「年をとった者がどうして生まれることが出来ましょう。もう一度母親の胎内に戻ることが出来ましょうか」と、問い直しています。
 キリストは、現実的にもう一度生まれることでもなく、奇跡的に過去に戻ったり生まれなおしたりする、それらのことを言っているのでもありませんでした。
 肉から生まれたままではなくて、水と霊によって新たに生まれることが必要だと、キリストは続けます。神は土地のチリをこねて人を作り、命の息を鼻に吹き入れられて人は生きたものとなった、と旧約聖書にあるのを最近礼拝で何度か読み、考えてきました。しかし、人は神様との関係を失い、本当の意味で生きてはいなかったのです。そこで、水と霊とで新たに生まれることが必要といわれます。罪の許しと生まれ変わりの洗礼を受けて、そして、聖霊の力を受けることにより、新しくされ、神様との関係も回復され、真の意味で生きるものとされる。そのことをいわれているのです。
 そして、人を創られた父なる神、罪に落ちた人を命を捨てて救われた子なる神のイエスキリスト。天から降り人々の心を助け、動かす聖霊のお働きにより、私たちは新しくされていきます。父と子と聖霊の三つにして一つなる神。その神様を教えられ、覚えるのが、今日の三位一体主日です。

振り返り
 どれだけ人生で成功したかに見えても、富を蓄えたとしても、贅沢をして楽しんでいても、それが本当の幸福ではありません。心の平安、安心、信頼と確信。赦し、赦される関係。助け、助けられる関係。愛し、愛される関係、必要とし、必要とされる関係が私たちの人生には必要です。
 それは、神様との正しい関係を回復し、人と人の本来の関係が回復すること。縦と横のこの関係を回復するために、ちょうど縦と横が交差する十字架の上でキリストは命を捨ててくださったのです。神を愛し信じ、人を赦し愛して、死んでいかれたのです。この方のあらわされた本当の愛を知るときに、私たちの心の有りようは変えられていきます。
 強すぎで人を傷つけたり、弱すぎでいつも自分が傷ついたり。他者を翻弄したり、他者から翻弄されたり。人の目だけを気にしたり、人の痛みもわからず無関心でいてしまう私たちの生き方、そのこと自体をキリスト教では、罪といいます。そんな罪深い私たちが、赦され、変えられます。
それは、もう一度人生をやり直して、いい学校に行くとか、よい仕事につくとか、よい結婚をして、成功をするとか、そういうことで得るものとは比較にならない、人間の根源的な事柄です。それがなければ、人生は無意味なのです。

奨め
 そんな資格が、自分にあるのでしょうか? 不安にもなります。
 しかし、その答えは、今日の旧約聖書にあります。イザヤが神様に預言者として召されるところが記されています。彼は、神々しい天使、そして神様を見たと思いました。その時、自分が預言者にふさわしいと思い、喜んだのではありません。むしろ「災いだ。私は罪深いものなので、滅ぼされてしまう」と言ったのでした。その彼の唇に天使は火を触れさせ、「見よこれであなたの罪は赦された」と言います。
 「不信仰だと思う人ほど、一番信仰深い」「自分は罪深く弱いと思う人ほど、一番赦され、強い人」なのです。
 「人生をやり直したい」「もう一度生まれ変われるなら・・」と絶望している人ほど、真の生まれ変わりに近いのです。
 病や苦境で苦しいときこそ、神様を見上げ、神様に戻ることが出来ます。苦しみや悲しみの中にあるなら、一緒に神様を見上げましょう。
 そして、度々ある、そういう苦境を何度か過ごした人は、今苦境にいる人に、キリストの愛をもって奉仕していきましょう。
 私たち一人ひとりが神様に祝福され、私たちの群れを通して、地域の多くの人にもそれが伝えられるよう、祈りたいと思います。神様の本当の愛を必要としている人がたくさんいます。ともに、いのり、教会の働きをお支えください。
 皆様の上に、大きな祝福がありますように。

 祈り

2009年6月4日木曜日

バザー用船便到着・感謝

今日は引越荷物受取のための書類を、業者の人が受取に着てくれるというので午前中仕事をしながら来客を気にしながら待っていますと(そう、船便まだ来ないんです)、ブザーが鳴りました。
 ブザーが鳴ると、二階の窓をあけて門のところを見て、怪しくなければ「はーい、ちょっと待って」とポル語で叫んで、門に向かいます。テレビインターホンがあれば良いと思っているのですが。そしたら安全だし、ボタンで中から鍵が開けられるし・・・。
 そう、先週までは1Fの教会の事務室で仕事をしていましたが、ここのところ気温が下がり、また1Fは隙間風がとても寒いので、秋冬は2Fの牧師館でと思い、持参パソコンとモニターを移して仕事をしているのです。

 2Fから1Fに降りるときの牧師館のドア、教会の玄関のドア、そして外の門にも鍵がかけられています。日本から考えると「教会のドアはいつも開いていて、誰でも来てもらえる様に」と思いますが、ここブラジルではそうはいかないようです。先輩宣教師の時代から泥棒や押し入り強盗も何度もあったとか。自動車も窃盗と未遂もあったそうです。どこの建物や民家もそんな感じです。

 2Fから下を見てみると、どうも引越し業者の受取のバイク便ではなくて、郵便局?の宅配便のようです。黄色いバンが留まり、制服を着たお兄さんが上を見て手をあげます。先ほどの幾重もの鍵を開けながら門まで行き、受け取ったのは、日本のある教会から送ってきていただいた、バザー用の荷物でした。

 有難うございます。
 日本の教会からこうして、支え、支援していただくことはとてもありがたいことです。

 先日曜日にもブログに載せましたが、日本の古着などのバザーを今月開きます。結構地域では評判らしく、問い合わせも良くあります。日本からの船便も結構料金がかかってしまいますので恐縮ですが、こちらでは日本からのものという事で評判も良いので、結構な収益になるそうです。教会の働きや教会を通しての奉仕の仕事に使われます。前任の先生ご夫妻が頑張ってバザーを盛り上げて下さったようです。

 日曜日の礼拝後に、バザーの準備をみんなで楽しくしています。お礼の手紙を出そうと思います。あ、プリンタのインクが切れているんだった。どこに行っても、新しい型なのでおいてないとか。インクの補充もうまくいっていません。注文しているのが土曜日までに来ればいいのですが・・

 
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2009年6月3日水曜日

ようやくパソコン、しかし・・・

 ついに動かなくなってしまった教会のパソコン。
 ノートパソコンも画面も小さいので肩が凝りますし、 モバイル用なのでメインの仕事には非力です。

 そこで、ここは自分で一つ買うしかないカナと、インターネットでこちらの安い大手量販店で注文してみましたが、日本のクレジットカードなので承認が降りなかったようで自動でキャンセルになっていました。また数日無駄にしてももったいないので、思い立って、昨日、「ブラジルの秋葉原」に買いに行きました。

 ついでに、寒くなったので、秋冬物の服も買出しにと家内と出かけました。
 洋服はなかなかセンスや大きさのあうものが見つかりません。いいところに行けば高いし、普通のお店のものはなかなか色合いや大きさがあいません。ブラジルの秋葉原の少し先まで歩いたところの、昔のバスターミナルだったところに、大きな洋服屋さん街があるとか。安いので、ブラジル中から、また、近隣の南米諸国や、同じポルトガル語のアフリカのアンゴラと言う国からも買出しに来たり、業者が仕入れにも来るそうです。道を尋ねながら言って見ると、ビルはどうやらしまっている様子。「アンチーガホドビアリア(昔のバスターミナル)はどこ?」って聞くと、「そこだよ」との返事。「安い洋服の店が一杯あるって聞いたんだけど・・」「ああ、それはしまっちゃったんだよ」(*_*) 今は閉鎖しているそうです。
遅くなってもいけないので、昨日はあきらめて、電気屋街に戻りました。

 いくつもお店を回ったのですが、なかなか良いパソコンがありません。一流メイカーのは高いし、ウインドウズもポル語版が入っていて無駄だし。そこで、パソコンのパーツを一つずつ選んで、組み立ててもらう事にしました。日本の通販でも、今はBTO (Build to Order)とかいってインターネット上で選んだパーツで組み立てて送ってもらうものが割安で多くなっています。私のいた事務局でもそうして安いパソコンを入れていました。でも、目の前でパーツを選んで組み立ててもらうのははじめてでした。パソコンの事ならポルトガル語でも話が弾みます(^_^;)

 OSは無料のLINUX(リナックス)にするといったのですが、うまく通じなかったのか。帰ってスイッチをつけてみても立ち上がらず、入っていません。仕方ない。自分でインターネットで入手して、いじって見て、入れて見る事にしました。
Puppy Linuxというのが、小さくて、日本語も便利と聞いていたので、入れて見ました。CDに入れて立ちあげることも、USBメモリに入れて立ちあげることもできます。パソコンが動かなくなったら、これで立ちあげて、ハードディスクの中の大切な写真や書類を探して、取り出すことも出来ますし、そのUSBを持っていると、出先やインターネットカフェでこれでパソコンを立ちあげると、自分の環境のパソコンが出来て、メイル読み書きや書類を作ることもできます。
 昔作っていたUSBがないので、もう一度ダウンロードしていれて見ました。このサイトにお世話になりました。
http://openlab.jp/puppylinux/

 
 パソコンは、このリナックスで無事に立ち上がり、インターネットやメイルも見ることができます。ワードやエクセルの互換ソフトもあるし、インターネット接続も数回のクリックで設定を済ませる事ができました。
いやあ、OSもソフトも無料だけれど、良くできていて十分使えます。今後は難しい仕事用には、日本語のウインドウズを入れようと、別途製品版を日本で調達中です。


 「パソコンも、ソフト無ければただの箱」とかいう川柳?がありましたが、OSをいれて、パソコンが動き出しました。
人間も、神様が土のちりで創り、鼻からいのちの息を吹き入れられたら生きたものとなった、と聖書の創世記にあります。今週の日曜日は、聖霊降臨(ペンテコステ)でした。僕の新しいパソコンにも、リナックスといういのちの息?が吹き入れられて、生きたもの?になりました。


 そういえば、「就任式」は、英語でinstallするといい、 installationといいます。ポル語でinstalarするといい、instalaçãoと言います。僕もこの教会に就任式をしてもらいましたが、「この教会にインストールされたんだなぁ」、と思ったりしました。
システムエラーにならないように(^_^;)、頑張ろうと思います。
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2009年6月2日火曜日

天国と地獄・・・、いややっぱり天国

 ずいぶん寒くなりました。朝は8℃でした。
「年に数度ストーブがほしくなるくらいで・・・」と聞いて来ましたが、いやあ、そうでもない。寒い(*_*)
僕らが寒がりなのか、いや、最近気候も気候変動で少し変わったと聞きます。

 こんな日は熱いお風呂に入りたいもの。温泉が恋しいです・・・・。

 ブラジルのお風呂事情は、ずいぶん違うようです。というか、NHKの地球ラジオのページを見ると世界中どこも日本の贅沢なお湯のお風呂のようなところは少ないとか・・。

 こちらは、電気式のシャワーが主流だそうです。220Vですから少し力はありますが。もちろんバスタブはホテルでもなかなかないようです。
 そういえば、インドに滞在したときも、シャワーの上に、電気ジャーのようなものがあり、そこに暖めてたまっているお湯がシャワーとして出る仕組みでした。ブラジルのは、シャワーの蛇口に少し大きな電気瞬間湯沸しヘッド?のようなものがついていて、下の蛇口をひねると、お湯が出てくるようになっています。スーパーにも取替え用にいくつもの種類が売っています。水量も温度もやや(いや、ずいぶん)頼りなく、日本のシャワーが懐かしいです。という事で、初公開の自宅シャワー室の上の部分です(左写真:(^_^;))
小さな白いホースは、シャワーヘッドの小さなもので、頭をひねると、ここからもお湯が出て、手元で流すこともできます。


 さて、そこで、今日初使用のDENKO。
これは、電気式のお風呂を沸かす機械です。220Vです。日本でも旅行用にコーヒーカップに入れてお湯を沸かすセラミックや金属の湯沸し棒?がありました。いつも出張に持参していました。海外でもカップ麺やお茶がホテルの部屋でのめるので。また、工事現場などでお湯を沸かす大きな金属の棒もみた事がありますが、それの本格的なものです。
先日散髪屋さんに聞いて安いところを調べてもらったものです。教会員の方もあちこちに聞いて下さいました。有難うございました。日本円に換算して42,500円ほどでした。だいぶシャワーだけの生活にも慣れましたが、やはり時には湯船にもつかりたいもの。背に腹は代えられません。
それをようやく入手したので、初使用!というわけです。

バスタブに水をはって、DENKOを入れて、コンセントを差込み、スイッチを45度に合わせます。アウトマチカの物を買ったので、温度になると自動でとまる仕組み。一時間弱でわきました(^^)v

さっそくシャワーを浴び、湯船に入ります。
「あ~、天国、天国」。牧師なので、一応、「極楽、極楽」とは言いません(^_^;) 牧師会で温泉に行ったりすると、「あ~極楽、極楽」という人がいて、「先生、牧師なら、天国って言わなきゃ・・」って突込みが入り、みんなで笑ったりします。

と、そんな事を思い出して一人笑っていると、目の前が真っ暗!
電気を使いすぎて、ブレイカーが落ちたか。いや、もちろん入るときは危ないので、電源を切って、湯船からDENKOを出しています。
「もしや?」。
そう、一月ぶりの停電でした。家内と「停電、最近ないねーっ」て、お昼話していたところでした。
でも大丈夫、先日の教訓で買った居間においてある充電式の蛍光灯は自動的についています。 それを頼りに、一緒に買い置きしている蝋燭に火を灯して浴室に置き、一人、のんびりバスタイムです。

天国から一気に真っ暗な地獄に暗転。
しかし、逆にのんびりできました。

そして、もう一度シャワーで水を浴びました。
実は、私は子どものころから真冬でも湯上りは水をかぶって出る習慣があったので、今日は、これもできてちょうどよかった。寒くても気持ちいいですよ。毛穴が閉じて、湯冷めもしにくいとか。
こちらのシャワーは手元で温度調節ができないので(出来るのもあるけど高いようです)、習慣の湯上り水浴びができずにいましたので、これもまたちょうどよかったです。

シャワーも浴びて出ると、ちょうど、電気がつきました。停電から復旧したようです。
神様、ありがとー(^_^;)


2009年6月1日月曜日

ポル語聖書の「写経」はじめました

 先日、シノドの事務所に契約のサインをしに行きました。
 教区長のギレルメ先生からIECLB(ブラジルのルーテル教会)ロゴの入った聖書をもらいました。按手を受けた牧師がもらうもののようで、議長のサインとメッセージもかかれていました。
 聖書はブラジルの聖書協会が出している皮装の聖書で、IECLBの歴史などが最初の方に印刷してある特製のもののようです。そして、最後のページに賛美歌の歌詞のみが載っています。メロディーを大体覚えているならこれだけでも良いですね。日本の教会もこうすると良いかも。重たい聖書と賛美歌を持ち運ばなくても良いですしね。

 というより、昨今は液晶プロジェクターで賛美歌をスクリーンに映し出す教会も日本でもすこしずつ増えていると思いますから、これの方が、みんなが前を向いて歌えて、お年寄りにも見やすくて良いでしょう。若者にも好評ですよね。去年のクリスマスに島根の教会に呼ばれたときにはこれを持参して、素敵な礼拝だったと思います(内容はともかく雰囲気は(^_^;))。
 私も、ブラジルに液晶プロジェクターを持ってきたので、そのうちに、そうできれば礼拝がやりやすくなるだろうなぁと思っています。

 さて、ポルトガル語を勉強し続けないとせっかくすこし覚えてきたのに、忘れそうです。
そこで、頂いた聖書を見ながら、毎日すこしずつ手書きで書き写していく、「写経」をはじめました。新しい単語は調べて右に書いていきます。使徒言行録から始めました。出来事や物語や会話が続いているので、勉強になると思いまして。
日本聖書協会も「写経聖書」を売り出していますし、自分で書き写すのもよいものですね。

さて、三日坊主ならぬ、三日牧師にならぬよう頑張ってみます・・・
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 日本と関係が深いのに、「遠い国」ブラジル。国のことから、こちらの日系社会のこと、パソコン事情、生活での驚き、そしてもちろん教会の働きについて、思いつきでいろいろと書いています。
 キリスト教に関心がある方はもちろん、ブラジルや外国での生活に関心がある方、ブラジル転勤や留学が決まった方・・、お気軽に覗いてみて下さい。

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