・出エジプトEx 15:1-11 (AT p.117)
・I コリントCor1 15:21-28 (NT p.321)
・ルカLucas 24:1-12 (NT p.159)
説教
「命と希望のありか」- O lugar onde há vida e esperança -
導入
今日の旧約聖書の小見出しは、「海の歌」。塩原先生と一緒にあちこち、車で走りました。1700Kmくらい、秋田県から鹿児島までの距離、日本の3分の2位です。車で聴いた音楽の中に、「海」という歌。「うみはひろいな おおきいな・・・」一緒に何度も歌いながら、「昔の歌はいい歌が多いねぇ」と言われる先生。「椰子の実」もかかり、これも味わい深い歌。私も子どもの頃歌い、「いつかよその国に行ってみたい」と憧れたのを思い出しますが、今外国に住んでいます。皆さんも、海を見て故郷を思い出したり、郷愁に浸ることもあるかと思います。
聖書に聞く
今日の旧約聖書の「海の歌」は、趣が違います。神による救いを賛美する歌。エジプトを脱出し、追いかけてきたエジプト軍が海にのまれて行き、自分たちは再び助けられた。死の海を潜り抜け、命へと至る。海という罪や死の象徴から、命へと至る道を潜り抜けてきた人々の歌です。新約聖書のキリストの墓に来た二人の婦人。探していたものは、キリストの亡骸。しかし、それがないので途方に暮れる。その婦人たちに、天使は告げる。「あの方は、ここにはおられない」「なぜ、生きておられる方を死者の中に探すのか」と。「思い出や、悲しさや、悔い」ではなく、「今ある希望と命」へ目を向けさせるのです。
振り返り
私たちが探しているものは 何? どこを探していますか? 暗い墓で、空っぽの墓で、なくしたもの、失ったもの、ばかりを探し、追いかける人生かもしれません。今日の聖書は伝えます「明るい墓の外で。既に得ているもの、与えられているもの、を見つめる。そして、本当の意味ある生き方、希望と命を探すことが大切」と。それは、どこにあるのか。そのありかは、墓ではなく、復活したキリストにある。エジプトを後にして、約束の地、希望の新しい土地を目指していたイスラエルの民。危機を乗り越え、命からがら、死から命へと海を渡った彼ら。そんな生き方を、今日、促されています。
奨め
