サンパウロからグアルーリョス国際空港の方へしばらく走った静かなグアルーリョス市に、日系の老人ホームがいくつかあります。援協のあけぼのホームと、カトリックの憩いの園。お互いにすぐ近くにあるので、何度聞いても混同していたのですが、ようやくそこを訪ねてみました。
初めに、あけぼのホームを訪ね中を少し見せていただきました。そして、教会の関係者がいらっしゃるのは、 憩いの園(Assistência Social Dom José Gaspar・社会福祉法人救済会)なので、そこへ移動。
フランシスコ会の男子修道院だった所を、1942年の大戦中、日伯両国が国交断絶し、敵性国家人として難しい立場に置かれていた日系人の援助のためにお譲り頂いた所だそうです。入口に、創設者の日本人修道女マルガリータ渡辺シスターの石碑が建てられています。
12時過ぎに中に入って受け付けをすると、面会時間まで一時間以上あるので、しばらく待って下さいとのこと。中庭を歩き、食堂らしきところを覗くと、シスターが出て来て下さり、「面会まで時間があるのでよかったらフンシオナリオ(従業員)の食堂ですが、召し上がりませんか? セルフサービスですけど」と誘って下さり、ビックリ。私たちも牧師なので、同業者なのでまあ、いいか、と思い、中に入って、いただきました。でも、まだ自己紹介もしていないのに。
(もと)修道院の食堂です。「そういえば、ミラノの最後の晩餐の絵も、さいしょは修道院の食堂に描かれていた絵なんだよなぁ」と思いながら、シスターや従業員に交じってお昼を頂きました。美味しかったです。その後、牧師だと自己紹介しました。
2階の空いた居室から中庭や教会を眺めると、自然の中でとてもいいところです。
そして、時間が来たので、お二人の教会関係者と面談をしました。お一人はまだしっかりしていて、お部屋で手作業をしてしおりなどを作っていらっしゃる方。お土産にいくつもくださいました。もう一人はだいぶ弱った方ですが、車椅子で出て来て下さり、お話をすると、うなづいてくれます。
最後に、もう一度先ほどのシスターにご挨拶。よく聞くと、シスター(ただの修道女)ではなくてアデライデ小下和代とおっしゃるマドレ(修道院長)でした(・o・)。とても穏やかで気さくな方でした。お忙しい中、最近出来た資料室を案内して下さり、教会も見せてくださいました。
また、ちょくちょくお邪魔しようと思います。ボランティアも必要だそうですし。
追記:憩いの園のウエブページアドレス等情報を追記しました。
