2009年10月1日木曜日

新井敏子先生のご葬儀

 10月になり、ブラジルは春のはずですが、朝から寒い日でした。

今日は、新井敏子先生のご葬儀をいたしました。7月に老人ホームをお訪ねした、元ブラジル宣教師の先生です。私の派遣元の日本福音ルーテル教会から最初の宣教師が派遣される少し前に、日本の他のルーテル教会から派遣されていた大先輩です。

帰国し、引退後、どうしてもブラジルに戻りたいと、反対を押し切って再渡伯されたそうです。後年、アルツハイマーになり、いろいろな方の尽力で、NOVAVIDAという老人ホームに入っておられました。

お話には伺ったことはありましたが、私は、7月にお訪ねし、初めてお会いしました。耳が遠いのと、アルツハイマーのためもあり、昔の苦労話をうかがうことはかないませんでしたが、何度も手を握って、笑顔で答えて下さったのが印象的でした。
 次は11月にお訪ねする予定にしていたところに、突然の訃報をお聞きしました。納棺と火葬のための礼拝をするために、教会のメンバーとともに、一時間ほどタクシーを走らせ、斎場に出向き、久々の再会をしました。

楽しいことも悲しいことも、順調な時も苦しい時もおありだったでしょう。そして、最後は、「ブラジルの土になる」と再渡伯されたそうですが、今日、私たちの前で、ブラジルの土になっていかれました。そして、魂は、しっかりと天国にお送りしました。

日本からも、かかわりのある方々からのメイルもいただきました。

こちらに身寄りもなく、老人ホームの責任者の方々と、教会の数名に見送られて旅立っていかれました。詩篇を交読し、お祈りし、聖書の言葉を聞き、讃美歌は日本語とポルトガル語で同じ讃美歌を数曲歌いました。そして最後は、聖壇に皆で上がり棺を囲んで一緒に日本語の讃美歌を歌いました。

 神様とともに生き、日本で、そしてブラジルで駆け抜けた一人の先輩の人生の最後を見届けた思いがしました。

神様の祝福をお祈りします。




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